2ヶ月サボったブログを音声入力で復活させたら、思わぬ発見があった話

こんにちは。昨日、2ヶ月ぶりにブログを更新しました。
で、なんで2ヶ月も空いちゃったかというと、理由は単純。「書くのが億劫になった」んです。キーボードをポチポチ叩いて、文章を組み立てて、推敲して...って、なんだか面倒に感じるようになってしまったんですよね。
そんな時に出会ったのが「音声入力の文字化スピードはキーボードの4倍」という情報でした。
たまたま知った情報がきっかけ
で、そんな時にたまたま知ったのが「音声入力の文字化スピードはキーボードの4倍」っていう話。
これ聞いた瞬間、「これは使えそうだ」って思ったんですよ。音声入力 × AIでブログ書いてもらえば、面倒さが一気に解決するんじゃないかって。
実際に数字で見てみると、確かにその通りでした。
入力方法 | 1分間の文字数 | 備考 |
---|---|---|
キーボード入力 | 40-80文字 | 一般的な実務レベル |
音声で話す | 300文字 | NHKアナウンサーと同速度 |
読む | 400-600文字 | 一般的な読書速度 |
こうして見ると、音声入力がキーボードの約4-5倍速いというのも納得です。読む速度と比べても、音声入力は決して劣らないスピードなんですね。
実際に試してみたのが、Wisper FlowというアプリとClaudeを使った新しいフローです。AIにインタビューしてもらい、音声で答えて、それをブログ記事にまとめてもらう。今まさに、その方法でこの記事を書いています。
ちなみにカスタムインストラクションは以下になります。
ブログを執筆するサポートを行ってください。
サポートするブログは、専任スクラムマスターをしている人間のプライベートや仕事のことを含め、合理的な世界をあえて非合理に行きていくのが趣旨のブログです。つまり、名前は「非合理ときどき、合理」です。
このブログでは思索を深めていき、更なる洞察や学びを見つけようとしています。
しかし、別にスクラムマスター関連の質問じゃなくてもよいです。最近のことをふりかえり、そこから学びを得る形がブログとして好ましいと思っています。
あなたにサポートしてほしいのは、数点のインタビューと口語的な文章でのインタビュー内容のまとめです。
ユーザーが音声入力で質問に返答をするので、深掘るか別の質問に移動するかあなたがハンドリングしてください。
結果的に読者が読んでいて楽しくなれるような内容を目指しています。一緒に面白いブログを作っていきましょう!
独り言って意外とハードル高い
実際やってみて、最初に思ったのは「あれ、これ結構恥ずかしいな」でした。だって音声入力って結局「独り言」なんですよ。一人で部屋にいて、誰に向かって話してるかもわからない状態で喋るって、想像以上に違和感があるんです。
なんか胸がぎゅっとなるというか、息が詰まるような感覚になってしまって。まだ2日目の今でも、自然に話せてる感じじゃないですね。緊張しながら誰かに向かって話してる、そんな感覚です。
でも、慣れてくると面白いことがわかってきたんです。
喋る前に頭を整理するようになる
キーボードで書いてるときって「書きながら考える」ことができるじゃないですか。でも喋るときは、ある程度頭の中で整理してから口に出す必要があるんですよね。この違いが、なんか説明がうまくなった気がするんです。
AIが思いがけない質問をしてくれる
これが一番面白くて、普段自分が考えもしないような角度から質問してくれるんですよ。で、答えてるうちに「あ、自分ってこういう経験ベースで考えてたんだ」みたいな発見があったりして。一人だと絶対に出てこない思考が引き出される感じですね。
効率化してるのに、なんだか回り道してる感じ
音声入力って確かに速いし効率的なんですけど、実際やってみると「あれ?」って思うこともあるんです。
キーボードで打ってるときって、自分が書いた文章を画面で見ながら「あ、ここ変だな」とか考えられるじゃないですか。でも音声だと、それができないんですよね。内容を確認しながら考えるっていうのができなくなってしまう。これって、ある意味で効率が悪いというか。
でも一方で、喋ったことを覚えておく必要があるから、脳内メモリーをフル活用することになるんです。これって意外とワーキングメモリーの訓練になってるのかも?
何より、目をつぶって集中して、自分の思考だけに向き合える時間って貴重だなって思います。キーボード打ってるときって、無意識に「打つ」ってタスクに脳のリソース使ってたんだなって、改めて気づかされました。
気づいたら仕事でも使ってた
このフローを始めてから、普通にメモとかも音声入力でやるようになりました。キーボード打つのが面倒に感じるようになったというか。
あと、変化したのがコミュニケーション。頭の中で整理してから話すクセがついたので、前みたいにその場の思いつきで話すことが減った気がします。
スクラムマスターやってると振り返りをよくやるんですが、このAI音声入力での思考整理って、普通の振り返りとはちょっと違うんですよね。自分と向き合う時間が長いし、AIが思いがけない質問をしてくるから、普段考えないことを考えることになる。で、思いがけない学びがふと生まれたりして、結構面白いです。
まだまだ課題はある
もちろん、うまくいかないこともあります。
自分の言語化能力がまだまだで、言葉に詰まっちゃうことも多いんですよね。あと、一人ごとを喋ることにまだ慣れてないから、なんか不自然な感じになっちゃってます。
技術的な問題っていうより、人間的な慣れの問題が大きいのかな。
興味ある人はまず試してみて
もし「面白そう!」って思った人がいたら、まずは一回、ClaudeとWSIP Flowアプリ使って実際にブログ記事書いてみてください。
完璧を求めずに、まずは体験してみる。きっと思ってたのとは違う発見があると思いますよ。
おわりに
昨日2ヶ月ぶりに更新して、今日またこんな実験的な記事を書くことになるとは思いませんでした。でも、これって「非合理ときどき、合理」らしいですよね。
効率化を狙って始めたことが、結果的に自分の思考パターンとか言語化能力について新しい発見をもたらすっていう。合理的な手段が、深く考える時間を作り出すっていう。
そんな矛盾だらけで面白い日々を、これからも記録していけたらいいなと思います。
この記事は、AI音声入力とAIによるブログ執筆フローを使って作成されました。